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成績が伸びる子に共通する「ノートの取り方」:学力を自動的に引き上げる「思考の整理術」

  • 執筆者の写真: 福地 央 アイ・ラーニング
    福地 央 アイ・ラーニング
  • 12 時間前
  • 読了時間: 5分

「うちの子、ノートは一生懸命書いているのに、テストの点数が上がらないんです」 「ノートがただの『板書の写し』になっていて、後で見返しても意味がわからなそう……」

保護者の方からよくいただくお悩みの一つに「ノートの質」があります。実は、成績が伸び悩む子と、驚くほど伸びる子の最大の違いは、机に向かっている時間ではなく、目の前の「1冊のノート」の使い方にあります。

成績が伸びる子にとって、ノートは単なる「記録」ではありません。それは**「自分の弱点を見つけるフィルター」であり、「テスト直前の最強の参考書」**なのです。

本記事では、塾講師が数多くの「合格者のノート」を分析して導き出した、学力を飛躍させるノートの取り方を5000字のボリュームで徹底解説します。



1. ノートの役割を再定義する:なぜ「写すだけ」ではダメなのか?

まず、多くの生徒が陥っている誤解を解く必要があります。それは**「板書を綺麗に写すことが勉強だ」**という思い込みです。

① 「写経」は脳を停止させる

先生が黒板に書いた文字をそのままノートに移す作業は、脳にとっては「作業」であって「学習」ではありません。手が動いていても、頭が動いていなければ、その情報は数時間後には脳から消えてしまいます。

② ノートは「未来の自分へのメッセージ」

成績が伸びる子は、1ヶ月後の自分(テスト直前の自分)がそのページを見たときに、**「あの時、先生は何を大切だと言ったのか」「自分がどこで躓いたのか」**が瞬時に思い出せるように書いています。



2. 成績アップに直結する「3つの余白」ルール

成績が良い子のノートには、必ず共通して「余白」があります。逆に、成績が伸びない子のノートは、行間が詰まっていて隙間がありません。

① ページの右側に「気づきメモ」のスペースを

ノートの右側3〜5cmほどに縦線を引き、そこを「メモ欄」にします。ここには板書ではなく、以下のようなことを書き込みます。

  • 先生が口頭で言った「ここ、テストに出るぞ」というヒント

  • 自分で解いてみて「あ、ここで計算ミスをしやすい」と感じた注意点

  • 「なぜこうなるの?」という疑問点

② 下部に「1行まとめ」のスペースを

そのページの最後に、その時間の学習内容を1行で要約します。「今日は『不定詞の副詞的用法』。意味は『〜するために』」と書くだけで、脳の中の情報が構造化されます。

③ 行間を「1行空け」で書く

後から先生の解説を書き足したり、間違えた原因を赤ペンで記入したりするために、あらかじめ1行ずつ空けて書く習慣をつけます。



3. 【科目別】成績を上げるノートの書き方・具体例

数学:解法のプロセスを「縦」に残す

数学のノートで最も大切なのは、答えではなく「プロセス(途中式)」です。

  • 左側に問題、右側に計算: 自分の思考の跡を残します。

  • 間違えたら消さない: 消しゴムで消すのは厳禁です。どこで間違えたかを残し、その横に正しい解法を赤で書く。これが「同じミスを繰り返さない」最強の対策になります。

英語:単語・文法・訳をセットにする

英語のノートは、見開きで使うのが理想的です。

  • 左ページ: 本文を1行空きで写す。

  • 右ページ: 新出単語、重要文法、日本語訳、そして自分が躓いたポイント。 こうすることで、教科書を開かなくてもノート1冊で「復習」が完結します。

理科・社会:図解とストーリーで覚える

文字ばかりのノートは記憶に残りません。

  • 図やグラフの模写: 自分で図をかく過程で、構造の理解が進みます。

  • 関連付け: 「だからこうなった」という因果関係を矢印(→)を使って結びつけます。



4. 「色」の使いすぎは逆効果:3色の鉄則

「5色も6色も使って、色とりどりのノートを作る子」がいますが、実はこれも要注意です。色が多すぎると、脳はどれが重要なのか判断できなくなります。

成績が伸びる子の基本は**「3色」**です。

  1. 黒(シャープペン): 基本的な板書、自分の考え。

  2. 赤: 先生が「重要」と言ったこと、答え合わせの修正。

  3. 青: 自分が「知らなかったこと」「忘れていたこと」「補足情報」。

「赤は重要」「青は自分の弱点」というルールを固定することで、見返した時に「どこを重点的に復習すべきか」が0.1秒で判断できるようになります。



5. 「解き直し」こそがノートの真髄

塾の授業や宿題で、問題を解く際にもノート術は活かされます。

① 「日付」と「ページ数」を必ず書く

あとでテキストを見返した時に、どの問題の解説かがすぐにわかるようにします。

② 自力で解けたかどうかのマーク

  • ◎: 余裕で解けた

  • 〇: 時間はかかったが解けた

  • △: ヒントがあれば解けた

  • ×: 全くわからなかった このマークがあるだけで、テスト前の復習効率は3倍に跳ね上がります。復習すべきは「△」と「×」だけだからです。



6. 保護者ができる「ノートチェック」のポイント

お子様のノートを見るとき、「字の綺麗さ」だけを褒めたり叱ったりしないでください。

「この右側のメモ、わかりやすいね!」 「間違えた跡をちゃんと残しているのが、成長の証拠だね」 「この1行まとめを読めば、お母さんも今日の授業の内容がわかるよ」

このように、**「自分で考えて付け加えた情報」**に注目して声をかけてあげてください。それがお子様の「自ら学ぶ姿勢」を加速させます。



7. まとめ:一生モノの「情報整理力」を身につける

ノートの取り方を変えることは、思考回路を変えることです。

  1. 写すだけを卒業し、余白を作る。

  2. 3色のルールで重要度を可視化する。

  3. 自分のミスを隠さず、改善策を書き込む。

この習慣が身についた子は、塾を卒業して高校、大学、そして社会人になっても、自ら学び成長し続けることができます。

当塾では、個別のノート添削を通じて、一人ひとりに合った「勝てるノート」の作り方を指導しています。もし、お子様の勉強の仕方に不安があるなら、一度その「ノート」を持って当塾へお越しください。ノートを見れば、お子様の学力を伸ばすための「答え」がすべて書いてあります。


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